春先に植えていたセロリがとう立ちして種ができました。
セロリは1株が思っている以上に大きくなるので、家で食べる分だけ栽培すればよい家庭菜園だと2株くらいあれば十分です。
種から育てるよりも苗を買ってきた方が断然楽なのですが、種ができてしまったら採取するしかありませんね。
ということで、今回はセロリのとう立ち条件と種取り方法を紹介します。
セロリは一定の大きさに育ってから低温にあうことでとう立ちする
まずはセロリのとう立ち条件についてです。
- セロリのとう立ち条件:一定の大きさに育ってから低温にあう
セロリは人参やタマネギと同じである程度の大きさに育ってから低温条件にあうことでとう立ちします。
つまり、秋まきで冬越しする場合や春に早まきして育ててしまった場合にとう立ちの可能性があります。
セロリはだいたい4~5月に種まきして寒くなり始めた10月ころに収穫となります。
基本的には冬越しはしない野菜ですが、人参と同じセリ科なので冬越しすることも不可能ではないみたいです。
ちなみに、我が家のセロリは春にホームセンターで売られていたものを購入して植え付けたのですがとう立ちしました。
つまり、寒い頃に温室栽培などで早めに種まきした苗が店頭に並んだ以降に低温環境にあったことで発芽したということですね。
セロリはセリ科なので人参に似た花が咲く
セロリはセリ科の野菜なので人参と同じ科です。
人参に比べると控えめですが、花の咲き方はとても良く似ていますね。
今年はいろいろな野菜から種取りをしましたが、おかげで道端で咲いている花が何科に属しているのか少しだけ見当がつくようになってきました。(笑)
花が咲いてしまえばあとは枯れるのを待つだけです。
セロリがカラカラに枯れてしまったら種取りする
花が咲いてしばらくするとカラカラに枯れてきます。
セロリの場合、小さくて黒っぽい種がたくさんついているのが確認できれば種取り準備は完了です。
種取りしやすいように枝をカットして、ボールとザルを使って種取りしていきます。
セロリの種は指ですりつぶすように動かすとポロポロと取れます。
種はザルの目より小さいのでボールの方に集まり、葉はザルに引っかかるのでとても種取りがしやすいです。
細かい葉が混じってはいますが乾燥材代わりに一緒に保存しておいて問題ありません。
セロリは好光性種子ですので種まきの際は覆土は軽くする必要がありますが、種が小さいので乾燥しやすく発芽に苦労することが予想できます。
種まきの際は気持ち多めに種をまくとよさそうですね。
セロリをとう立ちさせて種取りしよう
今回はセロリの種取り方法を紹介しました。
セロリの苗が店頭に並ぶのは春になってからですが、その年の天候次第ではとう立ちしない可能性もあります。
というか、我が家のケースがどちらかというとハズレを引いてしまっただけで、春先にホームセンターに並んだセロリは基本的にはとう立ちせずに収穫までたどり着けるんじゃないかと思います。
種を購入して育てることは少なめなセロリなので苗を購入するケースがほとんど。
他の野菜に比べると種取り難易度が高いかもしれませんが、機会があれば種取りしてみましょう。
コメント