季節が夏から秋へと足早に変わっていっていますが、我が家の大葉も気温の変化を敏感に感じ取り、しっかりととう立ちしてしまいました。
大葉の場合は気温の変化ではなく、日照時間の変化を感じ取ってとう立ちするようです。
とう立ちしてしまうと青々と生い茂るような葉ではなくなってきました。
残念ながらおいしく食べられるような葉はなくなってしまいましたが、とう立ちしてしまったら種の収穫までしっかりと済ませて来年に備えたいところ。
今回はとう立ちした大葉から種を収穫する方法について紹介します。
大葉はとう立ちするときれいな花が咲く
大葉は身近な薬味ですので小さなころからなじみのある野菜だと思いますが、私はとう立ちして鼻を咲かせている大葉を見たのは初めてでした。
冒頭の写真がそのきれいな花なんですが、小さな花をたくさん咲かせます。
花が咲く前は当然つぼみの期間があるんですが、あきらかに見た目の違う葉が出てきたらとう立ちのサインとなります。
大葉としては花を咲かせて実をつける準備が整ったということですので、これ以上の収穫はあまり見込めないと考えておきましょう。
我が家の大葉はとう立ちしてからはめっきり葉をつけなくなったので完全に収穫終了となってしまいました。
花が枯れると種の収穫が可能に
こちらは花も落ちて枯れてしまった大葉です。
ここまでくると花の付け根の部分に種が詰まっているので慎重に収穫します。
落としてしまっても来年暖かくなってきたら芽を出すのでいいですが、我が家はプランター栽培&引っ越しの予定もあるので収穫しなければなりません。
非常に見にくいですが、こちらが果房の中に入っていた種になります。
画像真ん中下側あたりに灰色の丸っこい種が2個転がっているのがわかるでしょうか?
だいたい、1つの花当たり2~4個くらいの種が入っています。
種の収穫量としては1つの果房(花の咲いた房の部分)で十分なだけ取れそうですね。
大葉の場合は挿し芽も簡単にできるので、最悪1つでも順調に育ってくれればいくらでも増やすことが可能です。
ちまちまとした作業になりますが、種さえ取れれば来年以降もタダ同然で大葉を楽しむことができるので根気強く収穫しましょう。
収穫した種は容器に移して来年まで保管する
まだ種ができていない果房もあったので、ひとまず収穫できる分だけ収穫してしまいました。
これだけでも50個くらいはありそうなので十分そうです。
大葉は水耕栽培で年中収穫できるようなので、この中から10個ほど発芽に使用して、残りの種はビニール袋に入れて冷蔵庫で保管することにします。
種が小さいからわかりやすいといえばわかりやすいですが、容器にはなんの種なのかしっかりと書いておくようにしましょう。
種の発芽率は保存期間が長くなるほど低下していくので収穫した日がいつなのかもあわせて記載しておくとベターですね。
大葉の種は簡単に収穫できます
今回はとう立ちした大葉から種を収穫する方法を紹介しました。
方法というか、花が咲いたら種ができますよ、とお伝えしただけですね。
栽培した大葉から種まで収穫すれば無限ループできそうだね。
1度育て始めてしまえば自家製大葉を代々受け継ぐことができるなんてちょっと不思議な感じがするわね。
自分で育てた大葉から種まで収穫すると来年もその種を使って大葉を楽しむことができます。
発芽から種の収穫まで一通りのサイクルを経験することができるのでなんだか愛着もわいてきますね。
大葉がとう立ちしたら種の収穫まで楽しんでみてはどうでしょうか?
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