家庭菜園はスペースが限られているので収穫量を求めるには限界があります。
とはいえ、スペースが限られているからこそ食卓に並ぶメインの野菜を育てることに注力しがちで、レアな野菜や副菜などを育てるのは後回しになりがちですね。
でも、「なんか珍しい野菜を育ててみたい」という欲求もあるのでホームセンターで見慣れない名前の野菜が売ってあるとついつい手が伸びてしまいます。(笑)
先日、そんな流れでホームセンターの苗を眺めているとカリフローレという名前の野菜を発見しました。
カリフラワーの変種なんだろうけど、どんな野菜だろう?すっごい高い苗だけど、気になる…
我慢できずに買ってきちゃいました!
ということで今回はカリフローレってどんな野菜?カリフローレの栽培と収穫方法について紹介します。
カリフローレってどんな野菜?
カリフローレは、スティック状のカリフラワー。 長く伸びた花茎は、軟らかくほんのり甘みがあり、スティックサラダやバーニャカウダで手軽に楽しめ、レストランでもご家庭でも人気上昇中のスティック野菜。カリフローレの豚バラ巻きは直売所農家さんの鉄板料理です。
カリフローレは2012年に登場したばかりの新しい野菜で、別名をスティックカリフラワーといいます。
スティックセニョールのカリフラワー版と考えるとわかりやすいです。
スティックセニョールではない、普通のブロッコリーは頂花蕾を収穫しても脇芽の収穫ができるので収穫量も多く、1株でも大満足の野菜ですが、カリフラワーは検索してみても頂花蕾を1度収穫したら終了と記載されているものばかりで栽培を躊躇していました。
カリフローレはスティックセニョールのように収穫できるということなので、収穫量もカリフラワーより多くなると思うので思い切って栽培してみることにしました。
カリフローレは側枝花蕾を収穫するのではなく頂花蕾を収穫する
ただし、調べてみてわかったのはスティックセニョールとは全然違うということです。
- 頂花蕾がカリフラワーのように1つにまとまるのではなくバラける
- 頂花蕾をスティックセニョールのように収穫する
最初に想像したのとは違っていて、頂花蕾を収穫して食べる点はカリフラワーと同じでした。
異なるのは頂花蕾がスティック状に収穫することができるということ。
疑問なのは頂花蕾に脇芽は出てこないので、頂花蕾を取りきったら収穫は終了なのかな?
それともカリフラワーのようにこぶし大で収穫するのではなく、もっと大きく成長させつつスティック状で収穫していくイメージなのかな?
このあたりの情報は新しい野菜なだけあって、あまりWEB上にも転がっていないので自分で育てながら確認していこうと思います。
とりあえず言えることは、もう少し安いとうれしいですね。
珍しいから仕方ないのかな?
生育の悪いブロッコリーを抜いてカリフローレを定植する
今年は昨年よりもブロッコリーの栽培数を少なくしています。
というのも昨年はブロッコリーの収穫が大量すぎて、ブロッコリーに追われてしまったからです。(笑)
今年は適量を狙って株数を減らしたのですが、種取りしたブロッコリーは発芽が悪く、購入したブロッコリーも苗が悪いのか土壌が悪いのか生育が芳しくありませんでしたので入れ替えています。
そして、写真の黄色い葉のブロッコリーもどうにも成長しないのでカリフローレに植え替えることにしました。
引き抜いてみるとねこぶセンチュウにやられていたブロッコリー
引き抜いてみると根がほとんどなく、残っている根はねこぶセンチュウにやられています。
これは成長しないわけですね。
他の生育の悪かった苗も同じような感じだったのですが、うちの畑はここまでひどくねこぶは出ていないので苗が悪かったとしか思えないんですよね。
むしろいらぬ害虫を入れ込んでしまった可能性があります・・・
牛ふんたい肥を多めに入れてからカリフローレを定植
ブロッコリーを引き抜いた穴には多めに牛ふんたい肥を入れてよく混ぜます。
これで少しでも土壌環境を良くして、カリフローレには元気に育ってもらいます。
定植の終わったカリフローレがこちら。
値段が張る苗だった分、しっかりと育った状態で売られていました。
今日が11月27日なので定植にはかなり遅い時期ですが株が育っているのだけは好都合ですね。
春先にしか収穫できないでしょうが、じっくりしっかり育ってくれればと思います。
カリフローレを育ててみよう
今回はカリフローレの栽培と収穫方法について紹介しました。
この記事を上げた段階では収穫方法はまだ紹介できていないので栽培過程を定期的に更新していきます。
家庭菜園の限られたスペースだからこそ、こういう珍しい野菜を1株植えているだけで満足感が変わってきます。
収穫量が期待できない分、いろいろな野菜を育てるのが家庭菜園の醍醐味でもあります。
変わり種野菜としてだけでなく味もよいカリフローレを育ててみてはどうでしょうか?
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