秋口が収穫期の四角豆ですが、ようやく種取ができるくらいに枯れてきました。
植え付けたのは5月頃でしたので結構長いこと畑に植わっていましたが、たった1株なのにピークの頃は食べきれないほどの収穫になったので大満足でした。
来年は2株くらいあってもいいかな?という感じですので、自家採取して来年は種から育ててみることにします。
ということで、【初心者でもできる】四角豆(うりずん豆)の種取り方法について紹介します。
四角豆は多年草なので秋が深まっても枯れてはいない
11月中旬にさしかかってきた現在の四角豆の状況です。
葉は若干色あせてきていますが、枯れることなく元気に緑色をキープしています。
花芽はつけなくなったので収穫は完全にストップしています。
別名うりずん豆とも呼ばれる四角豆は多年草ですので耐寒性の限界まではがんばってくれることになるんでしょうけど、収穫を望めないのであれば種を採って次の野菜に行きたいところですね。
といっても、もう少しすれば12月ですのでほうれん草くらいしかないんですけども。
四角豆の種取り方法
ではさっそく四角豆の種取り方法を紹介していきます。
毎度このシリーズお届けするたびに思うのですが、種取り方法というよりは種取りできるタイミングの紹介でしかありません。
実際、ただ待つだけで種はできますからね。
上の写真はまだ熟れきっていない四角豆ですが、見た目が濃い緑色をしていますので食べ頃はすぎていてサヤの中には硬い芯が入っています。
四角豆のサヤが黒色に変わるまで成らせておく
先ほどの緑色のサヤをそのまま放って成らせておくとこんな感じに黒くなってきます。
ここまで完熟させればサヤの中にはしっかり種が詰まっているので種取り用としては収穫時になります。
黒色のサヤを探して収穫してしまいましょう。
収穫した四角豆のサヤを開く
黒くなるまで熟した四角豆を収穫したらあとはサヤを開くだけで種取りは完了です。
上の写真のようにパカッと開いたら大豆のような種が詰まっています。
1つのサヤから6個取れていますが、四角豆は1株でも十分すぎるくらいの収穫が期待できるので6個の種でも来年用としては十分ですね。
マメ類なので種の寿命は3~4年といったところですかね?
多年草なので寒さに耐えられる間は枯れずにキープできてしまうことも考えると2年に1回くらい種取りして、収穫期が終わったらさっさと撤収してしまうのが楽かもしれないですね。
収穫した種は冷蔵庫の中で保管する
黒く熟した四角豆を探して合計23個の種を採ることができました。
まだ成っているサヤは何個もあるので採ろうと思えばいくらでも採れそうですが、収量を考えるとそんなにたくさんなくても十分ですので、50個くらい集まったら終了にします。
枝豆の種は緑色ですが、四角豆の種は肌色?というか大豆っぽい色をしていますね。
枝豆も完熟させれば大豆なんですが、よく知っている大豆の見た目に近いのは四角豆の方ですね。
収穫した種はこんな感じでビニール袋に入れて冷蔵庫の中で保管します。
ただ、種も呼吸するので水分が出てきます。
ビニール袋で密閉してしまうとカビが生えてしまうのでキッチンペーパーを入れて吸湿材代わりにしています。
保管場所としては冷蔵庫よりも野菜室の方がベターですかね。
種の寿命を把握するためにも保管するニール袋には収穫したときの日付を記入しておきましょう。
四角豆を種取りして来年も楽しもう
今回は【初心者でもできる】四角豆の種取り方法を紹介しました。
四角豆は樹勢が強く、1株だけでもかなり大量のサヤを収穫することができます。
グリーンカーテンとしても大活躍しそうなくらい成長しますし、収穫期は食べきれないほどになるので本当に重宝する野菜です。
味はスナップエンドウに似ていて、茹ででマヨネーズをつけて食べても良いし、和え物にしてもOK。
結構食べ方に幅があるのでおすすめです。
四角豆を育てた方は種取りまでして来年も四角豆の栽培を楽しみましょう。
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