家庭菜園ははじめてみると楽しくて、ついいろいろな野菜を育ててみたくなってしまいますよね。
しかし、意外と馬鹿にならないのがプランターの購入費用。
プランターは増やせば増やすほど購入費用がかさんでくるのがネックです・・・
そこでなにか代用できるものはないかな・・・と考えたところで思い浮かんだのがクール宅急便などで利用されている発泡スチロール。
温かいシーズンでは特に多用されるためお家で眠っている方もいるんじゃないでしょうか?
今回は発泡スチロールを利用したお手製プランターの作り方を紹介します。
ちょっと作業したらすぐにできるので試してみてください。
発泡スチロールに水抜き用の穴をあける
発泡スチロールは水を通さないのでこのままプランターとして利用するととても水はけが悪くなってしまいます。
水はけが悪いと根腐れの原因にもなるので発泡スチロールに穴をあけて水抜き穴を作ります。
上の画像は箸でプスプスと穴をあけていったもの。
穴の数は気持ち多いかな、くらいでいいと思いますが目安があるわけではないので適当に開けていきましょう。
土を入れてからも穴を足すことはできるのでざっくり穴あけしてしまえばOKです。
発泡スチロールの蓋を小さく分解する
次は発泡スチロールの蓋を利用して、水はけ促進用の鉢底石の代用品を作ります。
鉢底石はプランターの下部分に敷き詰めることで土と土の間に空間を設けることができます。
要するに、土よりも大きなサイズの物体が詰まっていればOKなので、発泡スチロールの蓋をある程度の大きさに分解してしまいましょう。
こんな感じで適当なサイズに分解して発泡スチロールの下の部分に敷き詰めてしまえば完成です。
簡単に発泡スチロールのお手製プランターができあがりましたね!
実際にプランターとして使ってみる
できあがった発泡スチロール製のお手製プランターにさっそく種から発芽させたトマトの苗を植え替えてみます。
底の部分には発泡スチロールの蓋を敷き詰めた状態で上から土を敷き詰めていきます。
敷き詰め終わったら苗を植えていきましょう。
いい感じに茎も太くなり双葉も咲いていますがもう少し成長すると根が張ってきて手狭になりそうなので早めに大きなプランターに移してあげることにしました。
こんな感じで植え替えは完了。
右の2本は摘み取った脇芽を水につけて挿し木したものです。
ハッキリいって、挿し木するにも小さすぎました・・・すでに発芽させた苗の方が背丈が大きい状態です。(笑)
植え替えは完了したものの、窮屈な状態で植えてしまったので再度植え替えが必要になりますね。
発泡スチロールでお手製プランターを作ろう
今回は発泡スチロールからお手製プランターを作る方法を紹介しました。
- 底に水抜き用の穴をあける
- 鉢底石の代用として発泡スチロールの蓋を小さく分解して再利用する
たったこれだけの作業でお手製のプランターが完成します。
ただ、実際のプランターに比べると底が浅くなってしまう可能性大なので植える野菜がどんな感じの根を張るタイプなのかは事前に調べてから使用するようにしましょう。
プランターも300~800円程度はするので何度も購入すると費用が馬鹿になりません。
そんなときに発泡スチロール製のお手製プランターが活躍できるのでみなさんも試してみてください。
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