【初心者でもできる】種から育てる大葉の実生方法

この記事は約5分で読めます。

収穫した大葉の種

種から育てるシリーズの今回は夏場の薬味として欠かせない大葉の種を実生させます。

今回使用する種は昨年育てた大葉の苗がとうだちした際につけた種を収穫したもの。

ここから発芽に成功すれば今年も種の収穫までたどり着けるかもしれません。

そうするとこれからは大葉をタダで楽しむことができますね。

大事な発芽チャレンジ、気合を入れて取り組んでいきたいと思います。

ということで、今回は【初心者でもできる】種から育てる大葉の実生方法を紹介します。

 

大葉の種を1日水に浸す

水に浸したイチゴの種

これまでのシリーズを読んでいただけた方はご存知だと思いますが、収穫しておいた種から発芽させる際は1日水に浸しておくことで発芽率をよくすることができます。

この写真は大葉ではなく、イチゴの種を実生させるために水に浸した際のもの。

ちょうど大葉の写真を撮り忘れていた失態ですが、似ている絵面のもので代用です。

種を1日水に浸しておくことで「これから発芽しますよー」という合図をくるようなイメージをしてください。

この手順を踏むことで種が柔らかくなって発芽しやすくなります。

ただし、何日も水に浸していると種が窒息してしまい死んでしまうので、必ず1日を守るようにしてください。

「何時間」という目安はありませんが、2~3日も水に浸しておく必要はないので丸1日ほどを目安にするとOKです。

大葉の種を水に浸したキッチンペーパーに包む

大葉の種を水に浸したキッチンペーパーで包む
1日水に浸した大葉の種は水に浸したキッチンペーパーで包みます。

ただ、大葉は好光性種子(こうけんせい)なので発芽するためには日の光が必要です。

キッチンペーパーで厚く包んでしまうと光が当たらなくなってしまうので、種が乾かないように軽く覆ってあげる程度がベスト。

私はティッシュペーパーを折りたたんで上から被せました。

下に種が透けて見えるくらいなので光も十分に透過してくれるはずです。

大葉に限らず種の小さいタイプの野菜はとにかく発芽させるのが難しいです。

難しいというか、乾燥させてしまって発芽しないことが多い印象・・・

実はこの実生方法の前にも水に1日浸した後に土にまいたものがありますが、さっぱり変化が見えなかったので再チャレンジしたのが今回になります。

あとは種が乾かないように定期的に水分を補給してあげながら発芽するのを待つだけです。

 

無事、大葉の種の発芽を確認

発芽した大葉の種

発芽までにかかった日数を正確に覚えていないのですが、だいたい1週間ほどだったと思います。

小さいですが緑色の葉がしっかりと見えていますね。

大葉の種はイチゴの種と同じくらい小さいので、すぐに土に植えると枯れてしまう苗が多数出ることが予想できます。

しっかりと生育するまではイチゴの種で取り組んだ簡易水耕栽培で育てていくのが確実そうなので順次移してあげることにします。

簡易水耕栽培の手順は激落ちくんのようなスポンジに切れ目を入れて発芽した大葉の苗を挟んであげるだけです。

水切れにもなりにくくしっかりと日に当ててあげることができるので枯らしてしまう可能性はグッと抑えることが可能ですよ。

icon-caret-square-o-right簡易水耕栽培で発芽させたイチゴの苗を効率的に育てる方法

簡易水耕栽培で発芽させたイチゴの苗を効率的に育てる方法
イチゴは主に初夏頃にでてくるランナーから次年度用の苗を育てることで増やすのが一般的ですが、種からも発芽させて育てることが可能です。 ただし、イチゴの種からの生育はかなり難易度が高いので要注意。 これまでに何度枯れさせてしまったかわからないくらいです・・・ とはいえ、効率的に育てる方法は絶対にあるはずなので今回は簡易水耕栽培でイチゴの苗を成長させて、ある程度成長してから土に植え付ける方法を試してみます。

 

大葉は種から育てることができます

今回は大葉を種から実生させる方法について紹介しました。

大葉の種は市販でも入手することが可能ですが、発芽させて抵触できるくらいまで成長させるのは結構難しい部類に入るんじゃないかと思います。

実際に種を購入してトライしてみたわけではないので想像でしかありませんが、早播きしてしまうと気温が低くて発芽しにくいでしょうし、まけば次から次へと発芽してくれるタイプでもなさそうなので苗を買うのが1番楽ではありますね。

大葉はとうだちすると1株からたくさんの種を収穫することができるので、できるなら収穫した種を使って翌年の苗を育ててみたいですよね。

まだ発芽に成功しただけで育苗も慎重に行う必要がありますが、まずは第一段階クリアです。

皆さんもぜひトライしてみてください。

icon-caret-square-o-right【初心者でもできる】とう立ちした大葉から種を収穫する方法

 

【初心者でもできる】とう立ちした大葉から種を収穫する方法
季節が夏から秋へと足早に変わっていっていますが、我が家の大葉も気温の変化を敏感に感じ取り、しっかりととう立ちしてしまいました。 大葉の場合は気温の変化ではなく、日照時間の変化を感じ取ってとう立ちするようです。 とう立ちしてしまうと青々と生い茂るような葉ではなくなってきました。 残念ながらおいしく食べられるような葉はなくなってしまいましたが、とう立ちしてしまったら種の収穫までしっかりと済ませて来年に備えたいところ。 今回はとう立ちした大葉から種を収穫する方法について紹介します。

 

icon-caret-square-o-right 成長してきた大葉の苗を土に植え替える際の参考に。イチゴの種から発芽した苗を移し替えるときの注意点

 

イチゴの種から発芽した苗を移し替えるときの注意点
種から発芽させたイチゴの苗も順調に成長してきましたが、どうも成長の具合が悪くなってきたように感じています。ある程度の大きさまでは育っているので根が絡み合ってしまう前に種まきポットに移し替えをして土もいれかえてあげることにしました。しかし、小さなイチゴの種から発芽して大きくなってきたとはいえ、やはり小さなイチゴの苗なので根もか細いのが難点…ということで今回はイチゴの種から発芽した苗を移し替えるときの注意点を紹介します。

 

icon-caret-square-o-right【初心者でもできる】種から育てるトマトの実生方法

 

トマトを種から育てるのは難しい?種から育てるトマトの発芽方法
みずみずしくて甘みもあって美味しいトマトはお家でも育てやすいですよね。プランターで育てやすいミニトマトもいいけど、大きなトマトも育ててみたい。そんな欲求がフツフツとわいてきたので実際にチャレンジしてみたいと思います。苗を買ってきて育てるのでは面白くないので種から育ててみたい・・・けど種から育てるのは難しそう。そんなイメージが多いかもしれませんが、私は5年近く種からトマトを栽培してきてコツもわかってきたので今ではそれほど難しくはなくなってきました。ということで今回はトマトを種から育てるのは難しい?種から育てるトマトの発芽方法についてご紹介します。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました