辛い物が好きな方はもれなく大好きなトウガラシ。
もちろん、辛さ耐性にあわせてスコヴィル値(=辛さを表す単位)の異なるとうがらしを選んで食べることもできます。
本当にいろんな料理に使われているので家庭で常備しておきたいくらいですよね。
自家製トウガラシで育てるところからトウガラシを楽しむのもアリですよね。
ということで、今回は種から育てるトウガラシの実生方法をご紹介します。
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トウガラシの種を用意する
まずは種を用意するところからはじめます。
実家で赤く熟していたトウガラシをもらってきたのであとは切って取り出すだけでOKです。
種から育てるパプリカの実生方法での種からの発芽はなんと100%でした。
100%までいかないにしても発芽率が高いことは想像できますので、トウガラシ1本分の種で十分だと思いますよ。
種を取り出したら湿らせたキッチンペーパーに種まきする
トウガラシから種を取り出したら薄く引いた土の上に適当にまきます。
種から育てるトマトの実生方法ではキッチンペーパーの上に種まきしましたが、発芽した根がキッチンペーパーに入り込んでしまい取り出しにくいトラブルがありました。
このため、種から育てるパプリカの実生方法では薄くひいた土の上に種をまいて発芽させました。
土も余っているし、トウガラシはパプリカと同じ種類なので同じ育て方で進めてみます。
種まきしたトウガラシの種は写真を見る限り40個くらいですかね?
どれくらい発芽するか楽しみに待ってみます。
最後に薄く土をかぶせてあげて水をたっぷり含ませてあげたら待つだけです。
今が8月頭なので確実に種まき時期は遅れていますが、九州の暖かい気候に助けてもらいましょう。
あと、注意点ですが、種を採取する際に素手で触った場合はよく手を洗うようにしましょう。
私は十分に手を洗わないまま目の近くを触ってしまいしばらくもがき苦しみました・・・
種まきから1週間:双葉を広げるまでに成長しています
種まきから1週間で双葉を広げるまでに成長しました。
パプリカの時もそうでしたが、トウガラシの場合もそれほど時間はかからずに発芽しますね。
ただし、パプリカはここからの成長がゆっくりだったのでトウガラシも同じ傾向になるのか要チェックです。
種まきの時期は明らかに遅れていますので、できるだけ早く成長してほしいところです。
種まきから10日後:ぞくぞくと発芽、かなり密集してきました
10日経過するとさらに多くの種が発芽しました。
双葉もしっかり開いていて茎も細くないのでいいかんじですね。
この辺りでポットに植え替えしてあげないと成長が遅くなってしまうので要注意ですね。
約1ヶ月経過:順調に成長して葉を広げています
種まきから約1ヶ月経過しましたが、かなり順調に成長してくれています。
やはり土に植えると成長が早いイメージです。
まだ根詰まりするほどではありませんが、そろそろ大きいポットに移してもいいころ合いかと思います。
中でも成長の早めだった苗については発泡スチロール製のプランターに移しました。
これで広さ的には十分な気がしますが、1つ懸念点としては種から育てたトマトの苗の一部を植えていたプランターということ。
トマトとトウガラシは同じナス科なので連作障害が気になるところですが、肝心のトマトの苗は夏の暑さにやられたのか完全に成長がストップしてしまったので根から取り除いてしまいました。
連作障害の意味合いを考えればそれほど育たなかった同じ科の植物だったら問題ないようにも思えるので様子見ですね。
トウガラシは種から育てることができます
今回は初心者でもできるトウガラシの種から実生させる方法を紹介しました。
種から実生シリーズも増えてきましたが、買って食べる野菜の種から発芽させることができるものってかなり多いので楽しいですね。
私は辛い物が大好きなのでトウガラシの消費はかなり激しいです。
自家製七味とか乾燥トウガラシとして保存することができれば料理で大活躍できますよね。
これからは毎年自家製トウガラシを楽しめますね!
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