【初心者でもできる】種から育てるアボカドの実生方法

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アボカド
森のバターと呼ばれて栄養価も豊富なアボカドはサラダにはかかせない果物ですね。

甘いわけではないので野菜に感じてしまうかもしれませんが、木になる果実ですので分類的には果物です。

アボカドは中に大きな種が入っているのでこの種から育てることができそうだなー、と考えたことがある方も多いんじゃないかと思います。

もちろん、ちゃんとした種ですので育てることは可能です。

ということで【初心者でもできる】種から育てるアボカドの実生方法を紹介します。

種があればすぐに発芽させようとしちゃうおじさんになりました。

子供たちもせっせと種をあつめるからもはや止められないわね…

 

アボカドから種を取り出して薄皮をむく

アボカドの種

熟したアボカドの果実は美味しくいただいて、真ん中にある大きな種を取り出します。

ちょうどこんな感じの種が入っていますね。

取り出したばかりのアボカドの種は少しヌルヌルしていますが、このヌルヌル成分は発芽抑制剤の効果を持っていますのでしっかりと洗い流しましょう。

洗い流したらまわりの薄皮を向いてあげます。

薄皮をむいたアボカドの種

薄皮をむくとわかりやすくなりますが、種の先端がとがっている方が上向きになります。

種まきの際に間違えると失敗する可能性が高くなるので覚えておいてください。

 

ささえ用のつまようじを刺す

アボカドの種のささえ用に刺したつまようじ

今回は発芽するまでは水耕栽培=水に浸けておこうと考えています。

その方が変化が見れて楽しいですよ。

このため、ささえ用につまようじを3本刺します。

アボカドの発芽方法としてはオーソドックスな方法ですね。

アボカドの種に少し上から刺したつまようじ

つまようじを刺すコツとしては水に浸かりやすくするように少し上側から角度をつけることです。

3本は120°狙いの等間隔で刺すとよいでしょう。

こうすると水に浸けた際に種の位置が低くなりやすいので浸かりやすくなります。

時期にもよりますが、水の蒸発が早い夏場なんかはこの方法がうっかり水切れなんてことにならなくて安心だと思います。

用意した容器に水を張って種を入れる

アボカドの種を容器に入れる

あとは用意した容器に水を張ってアボカドの種を入れましょう。

種の下側半分が浸かるくらいの水かさにすれば準備は完了です。

あとは気長に芽が出てくるのを待ちましょう。

種が半分に割れだしたら発芽が進んでいる証ですよ。

種まきから3週間経過:種が割れて芽が伸びてきました

発芽したアボカドの種
種まきから3週間経過しました。

種はパッカリと割れて芽がまっすぐに伸びています。

発芽がはじまるとすぐに種には割れ目ができるので芽が伸びている状況は観察しやすいです。

もっと前から発芽自体はしていましたね。

ただ、もう分裂してしまいそうな具合に割れ目が広がっているのが不安ですね。

種まきから4週間経過:上側から芽がでてきました

上からも芽がでたアボカド

根っこが伸びて2つに分裂してしまいそうで不安でしたが、無事に上側から芽がでてきました。

持ち上げてみても分裂する感じはしなかったのでとりあえず大丈夫そう。

わかりにくいですが、根はすでにペットボトルの底に当たって横に伸びようとしています。

アボカドは根がまっすぐに伸びる性質があるようにみえたので、2Lペットボトルの容器に植え替えしてあげようと思います。

種まきから40日経過:順調に枝を伸ばしています

伸びたアボカドの枝

ペットボトルで育てるのには限界を感じていた…というか、根が下にまっすぐと伸びる性質が強いことが分かったのである程度の深さが必要だと判断して移し替えました。

移し替えてからは順調に枝を伸ばして葉も広げていますね。

根の状態が見えませんが、アボカドの苗は他の苗に比べると水の乾きが早いのでかなり根が張っていそうです。

ちょっと徒長気味にみえるので心配ではありますが慎重に見守っていきます。

アボカドは種から育てることができます

今回は種から育てるアボカドの実生方法について紹介しました。

栄養価の高いアボカドは食卓のよいお供ですが自宅で収穫できるようになれば食卓が潤うこと間違いなしです。

残念なことに、アボカドは自家受粉が難しいようなので花が咲いたら人の手で受粉してあげる必要があります。

少々手はかかりますが、それでしっかり果実がなるのであればがんばりたいところですね。

結果は順次UPしていくのでアボカドの成長を見守ってください。

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