芽が出たさつまいが食べられることは前回の記事でも紹介しました。
前回はまださつまいもの収穫には早い時期からまとめはじめていたのですが、10月に入って試し掘りしてもいいし本格的に収穫してもいい時期になってきましたのでちょっとだけ試し掘りをやってみました。
イモはそこそこの出来でしたが、収穫後には不要なツルが大量にできてしまうのでせっかくなので食べてみました。
ということで今回は収穫したさつまいものツルの食べ方を紹介します。
芽が出たさつまいもはもちろん食べられるし、ツルも食べられます
ツルから出た葉の根元の部分をカットして食べることができる
さつまいものツルはこんな感じで、メインのツルとその先に葉が付いています。
ちょうど食べやすいのはこのツル~葉の部分の茎です。
ツル本体も食べらえれないことはないと思いますが硬そうなので・・・どうなんでしょう?
収穫後には役目を終えたツルの山ができるので、食べたい分だけ葉ツルの部分をカットして食べるようとして収穫します。
さつまいもの葉ツルを食べる前の下準備
さっそくさつまいもの葉ツルの食べ方を紹介していきたいと思いますが、食べられるといってもツルの部分になるので下準備が必要です。
葉ツルはある程度の太さがあるものを選んで食べたい分だけ収穫します。
どんな味なのか心配な方は試しに少量だけ収穫してみてもOKです。ツルはたくさんあるはずですし、すぐに傷むというほどでもないので、翌日以降にでも追加で収穫することができますよ。
葉ツルの筋を根元からむく
葉ツルはそのままでも食べられないことはないと思いますが、太い根元の方は筋というか皮?がしっかりと入っているので食味が落ちてしまいます。
まずは下処理として収穫した葉ツルの筋をむいていきます。
面倒ですが、この下処理があるとないとでは食感が全然違ってくるのでしっかりとやっておきましょう。
根元の方は筋がしっかり取れますが、葉の方に近づくにつれてそんなに筋のような感じはなくなってきますので、根元の方だけ重点的に筋取りをすればOKです。
筋取りしたさつまいものツルを水に浸けてアク抜きをする
取れたてのさつまいもをカットすると白い汁=アクがでてくるのでアク抜きが必要ですが、葉ツルの方も同じようにアク抜きします。
水に浸けて置く時間は20~30分程度を目安にしてください。
この工程はただ水に浸けておくだけなので、この間にショートブレイクしてもいいですし、味付け調味料を準備しておくとスムーズですね。
アク抜きが終わったらネットにあげて水切りします。
水切りがしっかりできていないと味付けがうまく入らないので注意してください。
下準備完了後はお好みでさつまいものツルを調理していく
ここまでの手順でさつまいものツルの下準備は完了です。
あとはお好みの調理方法で食べてもらえればOKですが、今回は私の作った失敗作のきんぴらを紹介しておきます。
ここまで手間をかけて料理したのに結果的に失敗してしまったのでとても残念でした。(笑)
さつまいものツルのきんぴら作り:ツルがしんなりするまで炒める
まずは水切りをしっかりおこなったさつまいものツルを炒めていきます。
火力は中火程度で半分くらいのツルがしなってきたらOKかなと思います。
これくらいまで炒めました。
色が緑から若干白っぽくなっているものがしなってきたものと思っていましたが、実際に食べてみるとちょっと火が入りすぎている感じでした。
なので、炒める前はシャキッと伸びていたツルが少し曲がってきたくらいの緑色がちょうどいい炒め具合です。
みりん・醤油・酒、お好みで鷹の爪を入れて炒める
ここまでくればあとは調味料を加えて最終仕上げです。
- みりん:大さじ1/2
- 酒:大さじ1/2
- 醤油:小さじ1
- 鷹の爪:少々
これくらいの分量を狙って入れたのですが、実際には、
- みりん:大さじ1.5
- 酒:大さじ1.5
- 醤油:大さじ1
- 鷹の爪:少々
くらい入れてしまって超濃い味のきんぴらになってしまいました。(汗)
失敗の理由は準備したさつまいものツルが少なかったこと、普段は量の多い料理に対してざっくり調味料を入れて足しながら味を調整していたことが挙げられます。
レシピは調べますが、分量とかはいつも適当で、しっかり図りもせずに目分量で入れていたことがアダになりました。。
家族分を作る場合は量が多いから適当でも調整しやすいけど、1人分くらいの少量だとちょっとのミスが失敗になってしまうわね。
まだまだね。(笑)
一応元ネタのリンクも張っておきます。
今回は鷹の爪の代わりに自家製の乾燥トウガラシを使っています。
トウガラシの栽培はとても楽ですし、1株から1年使っても使いきれるか怪しいくらいのトウガラシを収穫することができます。
買うのは思ったよりも高いので家庭菜園で育ててしまうのがおすすめですね。
さつまいもを収穫したらツルも一緒に食べてみよう
今回はさつまいものツルの食べ方について、下処理の方法から実際の料理まで紹介しました。
まぁ、料理の部分は割愛した方がいいようなクオリティですが、ちゃんとおいしく食べることはできました。
かなり味は濃かったですが・・・(笑)
秋に入って家庭菜園のさつまいもも収穫期を迎えていますが、さつまいもはツルも栄養価が高く、おいしく食べることができます。
ちょっと手間はかかりますが、食卓に1品料理として加えても全然問題ない味になるのでおすすめです。
さつまいもの収穫が終わったらツルまで一緒に食べてみてください。
芽が出たさつまいもはもちろん食べられるし、ツルも食べられます
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