大根の種まきまとめはすっかり忘れてしまって気づけばこんなに大きくなっていた大根。
ふつうは発芽して双葉を広げたくらいで最初の間引きを行うのですが、完全にそこをすっ飛ばして大きなってしまいました。
いつまでも放置しているとしっかりと太った大根が食べられれなくなるので、遅くなりましたが大根の間引きをやっていきます。
ということで今回は大根の間引きのやり方と間引き菜の食べ方について紹介します。
大根は畝と平行に双葉を広げたものを残し、直角のものを間引く
この写真ははつか大根のものなので大根とは少し違いますが、間引きの要領は同じです。
最初の間引きは双葉=上の写真のハート形のような丸みを帯びた葉が開いた際に行います。
この写真の左右方向に向かって畝が伸びているので双葉が畝と同じ向きに開いている株を残し、双葉と畝が直角に開いている株を間引いていきます。
大根間引きのポイント大根の根は双葉と平行に伸びます。根を大きく広げることができるほど大根はよく育つので双葉が畝と平行に開いている株は根を張るスペースがたくさんあります。
逆に、畝と直角に双葉を広げている場合、畝の端まで値が伸びるとそれ以上は伸びにくくなります。根が伸びびくくなると成長を阻害してしまうため間引いてしまいましょう。
成長していて双葉の向きがわからないので間隔を整えるように間引きする
今回間引きをおこなう大根はこんな成長具合になっています。
双葉なんて全く確認できず、しっかり本葉を広げて順調に育っていますね。
もはや畝との向き関係なんてわからないので株と株の間隔を整える形で間引いていきましょう。
こちらが大根の株元です。3本の株が結構近い距離で育っていますね。
ぎゅっと間隔が詰まった形で種まきをしてしまったので左下の株は徒長気味かつ軸が斜めに伸びていますね。
3本の真ん中くらいに植わっている形なので成長の邪魔にしかなりません。
こういう成長の邪魔になりそうな株を間引いて大根同士の間隔を広げるように間引いていきましょう。
最終的には1穴1株まで間引く
間引き終了でだいぶさっぱりしました。
間引き前と比べると地面が見えるので1株が得られる日光量は増えていますね。
最終的には1つの種まき穴に対して1株まで間引きを進めれば完了です。
まだ2~3株くらい残っているので次の間引きはもう少し成長して、小さな大根ができているくらいのタイミングで行いたいと思います。
間引き菜は塩漬けにしておいしくいただく
今回の間引き菜はこれくらいでした。
間引き菜はそのまま捨ててしまうのではなく、塩漬けにして食べるととてもおいしいです。
葉大根という種類があるくらいなので、この間引き菜も立派なお野菜としていただくことが可能です。
ということで、大根の間引き菜に塩をまぶして1日間漬け込んでみました。
細かく刻んで、鰹節を少々入れてあげれば大根の間引き菜の塩漬けの出来上がりです。
見た目で白ご飯とバッチリ合いそうなのが伝わってきますね。
実際に食べてみましたが、見た目以上に白ご飯と合っていてとてもご飯が進みました。
大根は間引き菜の収穫もする前提で多めに種まきするのがおすすめですね。
間引きまで含めて大根栽培を楽しもう
今回は大根の間引き方法と間引き菜の食べ方について紹介しました。
間引きをさぼってかなり大きくなってしまいましたが、株間調整ができたので大根が大きくなるスペースができました。
葉も大きくなっていたので間引き菜も塩漬けにしておいしくいただけましたし、結果オーライ。
むしろ間引き菜がおいしすぎてもっと欲しいくらいでした。
大根は間引き菜まで含めておいしく栽培できることがわかりましたので次の大根栽培の時はちょっと多めに種まきしてみようと思います。
みなさんも参考にされてください。
フダンソウ(うまい菜/スイスチャード)とコンパニオンプランツとしてのはつか大根の混植
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