1年生苗に成長したミカンの苗木状況と植え替え方法

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1年生のミカンの苗

昨年種まきしたミカンの苗が一冬越してかなり立派に成長してきました。

さすがに2Lペットボトルをカットして作った簡易鉢では狭すぎると思うので3周りくらい大きな鉢に植え替えすることにしました。

鉢はちょうど空いたブルーベリーの苗木のものを持ってきたのでちょっと大き目な感じもしていますが頻繁に植え替えるわけでもないのでいいかな、と。

むしろ小さいくらいかもしれません。

1年でどれくらい成長したのかを結果報告するついでに植え替え作業についても報告します。

 

種から発芽して1年間で約30cmの大きさに成長しました

ミカン-発芽後1ヶ月経過

こちらが1年前に種まきをして発芽後1ヶ月の苗ですが、ようやく双葉を開いたばかりで小さいですね。

というか、1年たったと思っていましたがまだ10ヶ月でした。

約1年生苗ということで誤差としておきます。

甘夏-発芽後2ヶ月経過

発芽後2ヶ月もするとしっかり成長してきて葉もかなり増えました。

その後、アゲハチョウの幼虫に葉をほとんど食べられてしまって幹1本みたいな状況になりましたが無事寒い冬も超すことができました。

現在の姿は、

1年生のミカンの苗

  • 高さ約30cm
  • 幹には痛いトゲも生えている
  • 葉もついていて元気そう

こんな感じに成長しました。

ついこの間までは葉っぱはあまりついていなかった気がしたんですが、春になって活動的になってきたんですね。

ミカンは常緑性ですが、冬の間は活動量が低下しているのですが春先の変化にもう少し気を配っていれば成長具合を楽しめましたね…

ちなみに、この苗は甘夏もしくは晩柑のどちらかわかりません。

適当に種をまいてしまったのでどっちかわからないのですが、たしか甘夏だったような気がしています。

答え合わせは結果してからですね。

 

ミカンの鉢の植え替え方法

1年生のミカンの苗

順調に成長してきてさすがに簡易鉢では成長に悪影響がありそうなので鉢を植え替えてあげます。

ちなみに、ミカンの植え替えや植え付けに最適な時期は3~4月の活動量が増えてきた頃。

活動量の少ない寒い時期や活発すぎる夏場の植え替えは苗への負担が大きくなるので好ましくないようです。

冬場や夏場は植え替えする私たちへの負担も大きいのでちょうどよい気温の春先にやってしまいましょう。

今回用意したのは、

  1. 赤玉土(小粒)
  2. 腐葉土
  3. 培養土

の3種類。

培養土はなくてもよかったと思うのですが、不安だったので入れてみています。

鉢の半分程度に赤玉土を入れる

赤玉土を半分ほど入れる

まずは赤玉土を鉢の半分くらいまで入れます。7割くらい入れてよいみたいですが、コスト削減です。

今回選んだのは小粒の赤玉土

赤玉土には種類がたくさんあって、大粒・中粒・小粒・細粒の4種類があります。

ホームセンターなどで見比べてもらったらわかるのですが、大粒の場合はほとんど小石大になっているのでメインの土として使うのには不向きかな?という印象。

ちょうどよいサイズなのが小粒サイズなります。

小粒サイズなら赤玉土だけを使ってもすき間だらけになってしまうようなことはなさそうです。

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鉢の3割程度まで腐葉土を入れる

腐葉土を入れた鉢

次は鉢の3割程度を目安に腐葉土を入れました。

すでに赤玉土を入れた後なので3割程度がわかりにくいですが、ざっくり3割くらいを狙いました。

培養土ではなく腐葉土なので土というよりは腐食して土に戻りかけている葉っぱのような状態です。

腐葉土は最初の内は水の吸いが非常に悪く、ほとんどはじいてしまいます。

吸ったと思ったら乾くとパリパリになってしまうので要注意。

テキトーに使ってしまうと苗を傷めてしまう可能性があるので注意しましょう。

念のため、

  • STEP1
    腐葉土を入れる
  • STEP2
    水を入れて赤玉土とよく混ぜる
  • STEP3
    腐葉土と赤玉土が混ざって水を吸っているのを確認するまで続ける

こんな感じの手順でよーく混ぜておきました。

腐葉土が水を吸ったというよりは赤玉土とよく混ざって水をはじいているのがわからなくなった、という方が正しい気がします。

ここまでしておけば腐葉土が悪さをすることもないと思うので安心です。

写真のように腐葉土の層ができるような入れ方はNGなので気を付けましょう。

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最後に培養土で調整する

鉢に培養土を入れる

私は最後に培養土を入れてバランス調整しておきました。

ただ、ここは省いてもらっても問題ないので心配な方はいれておく、くらいでしょうか?

腐葉土のイメージが強すぎて少しでも土らしいものを入れておきたかった…というのが正直なところです。

こちらも同じように赤玉土・腐葉土と混ぜて完了です。

取り出したミカンの苗を鉢に植え付ける

取り出したミカンの苗の根

土の準備ができたらミカンの苗を植え付けていきます。

狭いペットボトル製の鉢から苗を取り出してみると底の部分に根が固まっていました。

細い根がびっしりというよりは太い根がほどほどに張っている印象。

根が細すぎて切ってしまうようなことはなさそうなので安心しました。

本当は根をほぐして適宜カットしてから植え付けるべきなんでしょうが、株を傷めてしまうのが怖かったのでそのまま植え付けました。

鉢は広くて浅いお皿型よりも深い壺型のようなタイプが良さそうですね。

ミカンの苗の植え替え完了

植え替えが完了したミカンの苗

こんな感じ植え替えが完了しました。

ちょっと土が少ないように見えたので上から赤玉土を足しておきました。

見栄えもよくなっていい感じの仕上がりです。

あとは無事活着して、さらに大きく成長してくれるのを待つだけです。

気づけば幹もたくましくなってきているので楽しみですね。

種から育ててもミカンは成長します

今回は種から実生させた1年生ミカンの苗木状況と植え替え方法について紹介しました。

1年前はあんなに小さかった苗が1年たつと約30cmほどに成長して、立派にトゲもはやすようになりました。

観察するときも気を付けて触らないとトゲが刺さって本当に痛いです。

鉢も大きくなったし、今年はのびのび成長できるんじゃない?

今年の成長も楽しみですが、もう少しするとアゲハチョウの幼虫が葉を食べあさる時期がやってきます。

まだひょろひょろしているので今年くらいまではアゲハの幼虫は退治させていただきましょう。

ミカンに限らず、果物は種から育てることができますがゆっくりと時間をかけて成長していきます。

興味がある方は今すぐはじめないとドンドン時間をロスしてしまうので、気になる種はとりあえず冷蔵庫に入れて保管しましょう。

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