今年は家庭菜園でたくさんのオクラを収穫することができました。
まだもう少し収穫できそうですが、時期を逃して大きくなりすぎてしまったオクラがそろそろいい感じに枯れてきていたので来年用のオクラの種として収穫しました。
この種を使って来年もオクラを栽培することができるのでコストはほとんど手間賃のみとなります。
これが家庭菜園の魅力でもありますね。
今回は家庭菜園で育てたオクラから来年用の種を収穫する方法について紹介します。
成長しすぎて固くなってしまったオクラはそのまま放置する
オクラは1日のうちでもかなり成長してしまうので、少し収穫をさぼってしまうと食用には適さないような大きさ・固さまで成長してしまうことがあります。
そうなってしまったら無理に収穫はせずにそのまま放置しておきましょう。
そうすることでオクラが熟して枯れてしまいます。
その状態までいってしまったのが冒頭の写真になります。
茎は緑色ですが、オクラだけが茶色く枯れてしまっていますね。
この状態になるまでは心を鬼にして放置しましょう。
枯れたオクラを取って種を収穫する
枯れるまでしっかりと成熟させたオクラを取ってしまいます。
うちで育てていたのは星形のオクラでしたが、ちょうど過度の部分が乾燥してひび割れる状態になっています。
これが種用オクラの収穫のサインですので覚えておいてください。
ひび割れた部分を起点にバリバリと開いていきます。
そうすると濃い緑みたいな黒っぽい種が出てきます。
この状態になっていれば大丈夫です。
調子に乗ってこんなに種を採取してしまいましたが、オクラはそんなに多くの株数を育てなくても十分に収穫できるので家庭菜園レベルであれば20~30粒程度あれば十分でしょう。
ちなみに、緑の状態のオクラを放置してカラカラにしても種を採取することができます。
しかし、種の色は薄い緑色なので明らかに見た目が異なります。
一応、緑色のオクラの種からも発芽しないことはないようですが、発芽率は良くないようなので来年用の種として集めたいのであれば1~2本のオクラを枯れるまで放置しておきましょう。
収穫した種はビニール袋などに入れて冷蔵庫で保管する
収穫した種は来年の種まきシーズンまで大事に保管しておきます。(写真はトマトの種ですが)
保管方法は紙封筒などに入れてもいいですが、湿度の管理が不十分な場合はカビが発生してしまう恐れがあります。
そうならないように、収穫した種はビニール袋に入れて冷蔵庫の中で保管しましょう。
シリカゲルなどの乾燥剤で結露を防止してあげたいのでビンに入れて保管するのがおすすめです。
家庭菜園を楽しんだ後は来年用の種を収穫しよう
今回は家庭菜園で育てたオクラから来年用の種を採取する方法を紹介しました。
そんな難しいことをしたわけではなく、ただ収穫期を逃したオクラをそのまま放置して枯れるのを待っただけです。
枯れたオクラを収穫したら、中から種を取り出すだけで終了です。
あとは来年の種まきシーズンまで冷蔵庫などで大事に保管しましょう。
これで来年もオクラを育てることができますね。
こうやって考えると野菜の値段ってほとんど手間賃だけなんじゃないかとさえ感じてきます。
オクラを育てている方は来年も育てることができるように何本か枯れるまで放置して種を収穫してみてはどうでしょうか?
【初心者でもできる】完熟したトマトから翌年用の種を採取と保管方法
コメント
オクラの種採取は同じ子孫で何年採取出来ますか?
高木様
コメントいただきありがとうございます。
種の採取をはじめて4年ほど経ちましたが問題なく採取できています。
採取した種から育ててみても大きな変化はなく、毎年問題なく収穫もできています。