夏の終わりに種まきしたブロッコリーは見事に徒長してしまい、さらにカメムシの食害によって壊滅状態になってしまったため市販の苗を植え付けたのですが、時期が遅かったために生育も悪く、結局2月中旬になるまで収穫できるようなサイズには成長しませんでした。
まだ収穫するにしても小さめではあるのですが、とにかく初収穫をしたい!
それだけの気持ちで収穫してしまいましたが、脇芽の残し方など別の意味での収穫もありました。
ということで、今回はブロッコリーの収穫方法と脇芽の残し方について紹介します。
【初心者でもできる】ブロッコリーの徒長苗を深植えして復活させる方法
ブロッコリーは頂花蕾が大きく成長したら収穫する
スーパーで売っているブロッコリーはこんな感じの形をしています。
この部分を頂花蕾と呼びますが、このままほっておくとこの部分に花が咲くことからもわかるようにつぼみの部分になります。
今回収穫した花蕾の直径はわずかに9cmなので収穫には少し早いのは分かっていたのですが待ちきれずに収穫してみました。
収穫サイズは12~15cm程度を目安に行うとよいでしょう。
ブロッコリー栽培の醍醐味はこの頂花蕾の収穫とぞくぞくと伸びてくる脇芽の収穫ですが、頂花蕾がついていると脇芽の成長がよくありません。
頂花蕾の収穫からブロッコリーの収穫が本格化すると考えておきましょう。
頂花蕾の周りには成長待ちの脇芽がたくさんある
ブロッコリーの脇芽の成長は頂花蕾の収穫後にはじめるのですが、今回は生育期間が長かった影響なのか脇芽がいい感じのサイズまで成長しているものもありました。
上の写真は頂花蕾を収穫した後のものですが、頂花蕾よりは小ぶりなもののしっかりとブロッコリーの形をした花蕾が何個もあります。
頂花蕾を収穫するとこの脇芽の成長がはじめるので楽しみです。
こうやって観察してみるだけでも12個、脇芽の下にも次の脇芽が備えているのが見えるのでドンドンできてきそうですね。
頂花蕾収穫時は近くの脇芽を一緒にとってしまわないように注意する
頂花蕾の収穫ははさみで行います。
思っていた以上に茎が太かったので何度かはさみを入れながらカットしました。
頂花蕾の収穫は頂花蕾の下にある脇芽をできるだけ残すようにカットします。
成長して収穫することができる脇芽を無駄にしないように慎重におこなうのがよいのですが、今回の収穫では脇芽を1つとってしまっていました。
もっと首根っこのところをカットすべきだったということですが、ブロッコリーは茎がしっかりしているので花蕾の下の部分をうまく目視することができません。
頂花蕾のすぐ真下にあるような脇芽はこうやってカットしてしまうことも多いんじゃないでしょうか?
まぁ、脇芽自体はこれからもドンドン出てくるのでそれほど気にしなくてもよいのですが、なんかもったいない気分になるのはたしか。
頂花蕾の収穫時はまわりの脇芽にも注意しながらカットするようにしましょう。
脇芽の収穫時も下の脇芽を切らないようにカットする
こちらはいい感じに成長していた脇芽の写真ですが、すぐ下に次の脇芽が控えているのがわかります。
ピンボケでわかりにくくて恐縮です。
写真では見えていませんがこの脇芽の脇芽の反対側にも脇芽があるはずなので、1つの脇芽を収穫すると次の脇芽が2つ成長してくることになります。
いつまでもそんなペースで成長してくれるわけではないと思いますが、倍々になって収穫量が増えていくようなイメージですね。
今回は7株のブロッコリーを植えているのですが、植え付け時期が同じだったので収穫始まりもバッチリ同じ時期になっています。
嬉しい悲鳴ですが、ブロッコリー祭りが始まる予感です。
ブロッコリーは脇芽を残して収穫しよう
今回はブロッコリーの収穫方法と脇芽の残し方について紹介しました。
収穫方法については市販のブロッコリーから想像できるのですが、脇芽の残し方は調べても出てこないのでちょっと疑問に思っている方もいるんじゃな以下と思ってまとめてみました。
普段は頂花蕾の部分しか見ることがありませんが、たくさんの脇芽がついているので頂花蕾を収穫した後でもたっぷりとブロッコリーを味わうことができます。
収穫の際は次の脇芽を摘み取ってしまわないように注意しておこなうようにしましょう。
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