再生栽培(リボーンベジタブル)で大根の種取りする方法

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大根の切れ端
再生栽培という言葉は聞いたことがあると思います。リボーンベジタブルと呼ばれるものですね。

再生栽培されるのはだいたいが葉物野菜ですが、根菜類である大根やニンジンも葉の部分を再生させることが可能です。

今回チャレンジするのは大根の再生栽培で、目指すは再生栽培からの種取りです。

賛否両論ありそうですが、手持ちの種がなくてちょうど成長点部分の上部が残っていたのでチャレンジして見ることに。

ということで今回は再生栽培(リボーンベジタブル)で大根の種取りをする方法を紹介します。

 

大根のとう立ち条件は一定期間低温に当たること

とう立ちの条件は野菜によって変わりますが、大根の場合は種まき以降で一定期間低温に当たることです。

今回、再生栽培に使う大根は1月頃に食べたものなので秋まき大根と考えられます。

収穫期は冬場なのでとう立ちのことを気にせずに栽培していた可能性大なので、すでにとう立ち条件は満たしていると考えて良さそう。

あとはリボーンさせるだけでOKですね。

萎れた葉は取り除いてから水に浸ける

萎れた葉を取り除いた大根

大根で普段食べているのは根の部分です。

これだけ立派な根なら水を吸い上げる力も十分すぎるくらいありそうなので直接土に植えてもいい気がしますが、外はまだまだ寒さが厳しいので水耕栽培から再生していきます。

まずは再生の見込みがない萎れた葉を取り除いていきます。

大根を水に浸す

次に大根を水に浸していきます。

水を吸い上げやすいようにキッチンペーパーでくるんで、水自体は浅く張って腐りにくくしました。

大根の可食部は根なので、全部を水につけるようなことをしなければ腐ることはないかな?

水替えをこまめにすることを心がければ問題ないはずです。

 

水に浸して1週間経過:葉が見事に復活しました

大根の葉が復活

大根の上部を水に浸けて1週間(2月3週目)が経過しました。

葉は見事に復活しましたね!

部屋の中で水耕栽培しているので気温的にも暖かいのもいい方に作用しています。

どこまで水耕栽培するか悩むところですが、ここのところ寒さが厳しいので2月いっぱいは室内でぬくぬく再生してもらおうかと考えています。

2週間経過:葉がかなり成長したので畑に定植しました

大きく復活した大根

リボベジ栽培をはじめて2週間が経過しましたが、葉がかなり復活してきました。

いつまでも屋内でヌクヌク栽培していても手入れが大変なので定植しました。

ただ、復活しすぎている気もするので定植後の活着が不安ではあります。

だんだんと暖かくなってきているのでうまく活着して花を咲かしてくれるといいのですが…

4月中旬になり無事開花しました

開花した大根の花

大根を定植してからしばらくたち、気温もグッと高く暖かい日が続くようになってきた4月中旬。

ようやく大根が開花しました。

これだと手前のランナーから育てたイチゴがメインになっているように見えるので別の写真で確認します。

白い花が咲いた大根

若干ピンボケですが、白い花を咲かせています。

大根はアブラナ科なのでてっきり黄色い菜の花を咲かせるものだと思っていましたが、白い花を咲かせるんですねー。

周りにイチゴの白い花が咲いているのもあって、大根の花が咲いているのには全然気づきませんでした。

しかも、とうがたっている割には茎も短く、だいぶ控えめに花を咲かせています。

ここから脇芽を出してたくさん花を咲かせてくれるんでしょうか?

スペース的にはイチゴの畝のはじっこなので次の野菜のことは気にせず育てることができます。

せっかくなのでたくさんの白い花を咲かせてほしいところですね。

大根は再生栽培できます

今回は大根を再生栽培して種取りする方法を実践してみています。

とう立ちして花が咲くかはまだ結果を見てみないとわかりませんが、随時更新でお届けします。

種がないから買ってきた大根から種取りしてしまおうというのは少し横暴な気もしますが、F1種だった可能性も高いので手間暇かけただけのメリットがあるかどうかは怪しいです。

それでもこういった実験のようなことをしてみるのも面白いですよね!

興味のある方は試してみてください。

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