オクラの種まきシーズンがやってきました。
あまり熱心に手入れしなくても大きく育ち、たくさんの実をつけてくれるオクラは夏野菜でかかせませんが、1度栽培を始めると苗を購入せずにエンドレスで栽培することが可能なのも魅力です。
写真の種は昨年の完熟した種。
収穫が遅れて食べるには硬すぎる状態のオクラをそのまま枯れるまで放置した結果、黒色の種を収穫することができました。
今年はこの種から発芽させてオクラを楽しむことにします。
オクラの種を水に1日浸す
オクラの種は殻が硬いので発芽しにくいこともあるようです。
発芽を促すためにも1日水に浸してたっぷりと吸わせてあげることで発芽率がよくなります。
注意点は何日も水に浸さないこと。
オクラに限らず種も呼吸をしています。
ずっと水の中にいると窒息してしまうのは簡単に想像することができると思います。原理は一緒ですね。
写真はペットボトルをカットして水につけているところ。
休眠打破させたブドウの種を水につけていた際のペットボトルを再利用しているので気になりますが、黒くて丸い種はオクラの種ですね。
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オクラは嫌光性種子なので種まき後に覆土する
オクラは嫌光性種子(けんこうせい)といって、発芽に光がいらないタイプの種です。
光が当たると発芽を阻害してしまうので種まき後は浅めに覆土してあげるのがベター。
覆土の目安は種の直径×2個分としましょう。
私は指で穴を作ってそこにポイポイとオクラの種を入れて土を被せました。
この方が簡単ですね!
写真を載せてみたものの覆土した後なのでなんの写真なのかわかりませんね・・・(笑)
オクラは1株でもかなりの量が収穫できます。
今回は地植えの予定なので昨年のプランター栽培の比較にならないほど収穫できると思うのであまり発芽しすぎても困るかなー。(笑)
種は合計16個、種まきポットの区切り分だけまきました。
後は発芽を待ちます。
種まきから1週間後に11個の種が発芽
種まきから1週間後には合計11個の種が発芽しました。
11/16なので発芽率は68%。
これでも十分ですが、残りの種も出てくるかウォッチを続けていきます。
既に双葉をきれいに広げているので生育は順調そうです。
種まきポットは土も少ないのである程度育ったらささっと地植えすることにします。
オクラは昨年の種からも育てられます
今回は昨年収穫したオクラの種から発芽させる方法を紹介しました。
水につけて種まきしただけなのでたいしたことはしていません。
今年の収穫の際も時期を逃した実は枯れるまでそのままほっておいて、枯れてしまったら種を回収します。
そうすることで来年の種も準備できてしまうのでハンパないコスパを実現することが可能です。
私はオクラ大好きなので夏場の食卓には毎日並んでいても大丈夫。
今年もオクラを楽しむことができそうです。
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